何日か前の夕焼け。
天地創造の日はこんなだったのではないだろうか。
闇の中から生まれる光。
昼と夜、月と太陽、空と海、そして男と女。
お互いが存在することで成り立つ森羅万象。
どちらも過不足なく見事にバランスがとれている。
勉強がはかどらない時、仕事がうまくいかない時、恋愛が成就しなかった時、
体内の細胞がすべて下降線をたどるような気がする。
そんな時に脳内で頑張ってくれるのが有名なやる気物質アドレナリン。
人間の脳でさえもバランスがとれる仕組みになっているのだ。
恋愛の賞味期限は3年といわれる。
ひとつの恋愛の中で媚薬ホルモンが分泌し続けることはない。
そう、森羅万象バランスがとれることになっているこの世界、
恋に落ちたときのようなドキドキ感が一生続いては困るからだ。
この媚薬ホルモン、分泌するのは長くても3年から4年。
だから3〜4年交際した男女であれば、ホルモンに惑わされることなく
お互いを理性的に見ることができ、結婚しても長続きするというわけだ。
でもドキドキ感が消えたならマンネリが待っていると考えるのはちょっと早い。
それなら媚薬ホルモンに代わるわくわくホルモンを互いに分泌すればよい。
行ったことのない場所、いつもとは違うファッション、
二人で新しいことを始めてみる。
「星の王子さま」を書いたサン・テグジュペリはこう言っている。
愛とは、お互いを見つめ合うことではなく、
ともに同じ方向を見つめることである。
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