叶屋

青梅の町は古くからの家が多く、あちらこちらに屋号の入った蔵をみかけます。

 

これは叶屋さんでしょうか。

 

「叶」は願望が実現するという意味です。

 

漢字の名言を引用すると、

口から出るのは+な事もあれば、−な事もあります。

だから口から出るさまざまな否定的な言葉は「吐く」とも言います。

でも、−な事を言わないようにすると・・

願いが「叶う」。

 

毎日の暮らしの中で口から出るネガティブ言葉は実にさまざま。

弱音を吐く、毒を吐く、つばを吐く、捨てぜりふを吐く・・

自分を振り返ってみると、言ってます、言ってます。

 

漢字の名言、わかりやすいですね。

嫌な言葉を口からひとつ出すたびに願いがひとつ逃げてゆく。

口から出すのは+なことだけ、と肝に命じておけば願いが

近寄ってきてくれるような気がします。

 

きっと昔は商売をやっていても弱音を吐かず、お客さんを大事にして

立派な蔵を建てた「叶屋」さんだったのでしょう。


自分も「叶屋」の番頭さんになったつもりの会話をこころがけ、

願いに一歩でも近づきたいものだと思わずにはいられない漢字遊びでした。